2018-07-23 5 芸術作品の中でも、私が特に苦手とするジャンル。それは「絵画」である。 私は今まで絵画を観て感動したことはない、と思う。 憶測にすぎないのだが、それはもう意識的にその絵を見て感動しよう(するに違いない)といういわば意識下の作為的な視点に他ならない。絵画を観に行くために美術館へ行く。という行為が我々にプレッシャーを与えているのは言うまでもない。「映画館に映画を見に行く」や「ロックバンドのライブを見に行く」とは訳が違う。つまり美術館には圧がある。