1

言葉を曖昧にする癖があって良くないと思う。

意味なんて本当はなくてただ意味のようなものに縛られていたりして、原因と理由だけで解決するなら難しいことなんてなくて、中途半端にやめてもやらないよりはマシで、右も左もわからないならじっとしてても文句言えなくて、文句言いたいならじっとしてちゃだめで、知らない人に話しかけられたら返事しちゃって、緊張したいなら自分で自分をコントロールするくらいの思い切りが必要で、わけわかんなくなって、わからないのが楽しくて、ひたすらに喋ってたくて、ひたすらに発信したくて、収拾がつかなくなったところをきみが救ってくれると信じていて、ただただ何かしらを言ってないと不安になってしまうから、誰かからの言葉を待っていて、それでもだめなら僕はさっきと違うことを言って、ないものはないという勇気も持ち合わせてはいなくて明日の服のこととか考えちゃったり、きみがなんていうか想像しては眠りにつくのがおそくなったり、とにかく一人ではいられないし、意味のない散文をこうして垂れ流していないと訳が分からなくなってしまう。形のないものにすがっているくらいならこっちの方がましなような気がして、さようならって言われるくらいなら話しかけたくないし、ずっとお話ししていたいのにかなわない夢だし、何から始めて何で終わるのが正しいのか誰も本当のところは知らないし、ことばが猫の餌みたいに食べられちゃえばいいのに、そうもいかなくて、こうしてもじが増えれば増えるほど自分を演出しているかわいそうな感じが前面に出ちゃって恥ずかしいやら気持ちがいいやらで楽しくて、少なくとも明日までは生きていられる気がするからとりあえず、秘密は秘密のままでもいいんじゃないかな。おやすみ